ボタンを変身させる様々な加工方法とは

ボタンを変身させる様々な加工方法とは

2021年10月06日

ボタンは素材も様々ですが、元のボタンの素材のよって手を加えることで、また違った表情になります。

今回は、そんなボタンに加工を加えたボタンにどんな種類のボタンがあるのかをご紹介します。

①焼き加工ボタン
ボタンを名前の通り焼いて、色の違いをだす加工。ビンテージ感やちょっと個性のあるボタンに変化します。
フチだけや、ボタンの穴まわりだけ、などポイントを焼くことで、グラデーションを楽しめるようにしています。
最近は、カジュアルなジャケットやコートなどでよく使用されています。単色のボタンよりも遊び心がありますね。

②ハトメ加工ボタン
ボタンの穴の部分にハトメと呼ばれる金属を打つ加工。穴部分にインパクトを与えて、メリハリをつけます。
穴の大きなボタンには、大きなハトメがつくこともあります。当店では、4つのボタン穴にわざと違うカラーハトメを打ったり、
ボタンのカラーとのコントラストを楽しんだハトメボタンがたくさんあります。ぜひシャツのポイントや子供服にいかがですか?

③ペイント加工
ボタンの表面にペイントする加工。ペンキを塗ったようにボタン表面にペイント加工をしたボタン。
色に濃淡やグラデーションが出て、個性的なボタンになります。ミリタリー系の洋服や、カジュアルジャケットまで
個性の光るビンテージ感のある洋服にぴったりですね。

④レーザー加工
ボタン表面にレーザーを当てて、文字や柄をいれる加工。
ポイントで表面や側面にロゴなどを入れたり、全面に柄を入れたりと、細かい柄なども思いのままに入れられます。
格子柄やチェック柄、ストライプ柄、ドット柄など当店にもさまざまな柄をいれたものがあります。
シャツボタンにランダムにならべてもおしゃれですし、黒いジャケットに単品でつけてもおしゃれですね。

⑤ラフ加工
わざと表面を荒らしたように削る加工。天然物の水牛ボタンの質感からヒントを得てできたボタンです。
ビンテージ感や個性的なボタンに仕上げるために、表面部分を削って、粉をふいたような状態に仕上げたボタンです。
ジャケットなどのボタンによく使用されており、ラフになりすぎないボタンです。

様々な加工があり、素材との組み合わせでより面白いボタンが完成します。
洋服を選ぶ際にはボタンにどんな加工がされているのかな、と気にしてみてもらえると嬉しいです。
皆様もあまり普段ついていないボタンに付け替えて、ワンランク個性的な洋服に変化させてみませんか?