銘木。あなたの家にもボタンにも。
私たちに身近なナチュラル素材。木ボタン。

家屋や家具、食器など私たちの生活にとって馴染みの 深いものの多くには銘木が使われています。 その中でも重宝されている素材を洋服に合わせてみてはいかがでしょうか？どこかホッとする安心感に包まれます。
木は古来より建築資材、装飾品、木刀などに使用され、幅広く日本人に愛されてきた素晴らしい材料です。ボタンに適しているといわれている木材は、硬さやきめ細かさのある材料で、柔らかくきめの粗い材料は耐久性や加工精度が下がるため使用できません。
当社は銘木と言われる黒檀、タガヤサン、ツゲなどの材料を使った商品を多く取り扱っています。銘木とは、材質が優れており、高価で入手困難な木を示しており、当社のボタンの中の素材では黒檀、タガヤサン、ツゲが該当します。

＜黒檀＞
唐木三大銘木のひとつ。成長が遅く直径18ｃｍまでになるのに200年もかかる。乱伐により、材料が手に入りにくく、主に建築資材に使用されるため端材も少ない。ピアノの鍵盤や仏具に使われている。

＜タガヤサン（鉄木刀）＞
唐木3大銘木の一つ。重たく硬い木「鉄の刀のようだ」といわれたことから名称がつけられたと言われる。腐りにくく、家の柱、靴ベラ、ステッキ等に使われている。

＜ツゲ＞
緻密で均整な銘木。日本産では最も緻密で均整な材。
色は黄色い表面をしているのが特徴的な材。表面も磨き上げるとある程度のツヤが出る。他の木素材に比べると色が薄い。櫛、将棋の駒等に使われている。

木ボタンはその色や質感からカジュアルなシャツボタンや麻やコットンなどのナチュラル素材の生地を使用した洋服によく使用されます。土に還る地球にやさしい素材としても、再度見直されている素材です。ひとつひとつが年を経て刻まれた違う年輪の柄を持っていますので、それも楽しんでご使用ください。