みなさんは、学生の頃の第二ボタンの思い出はありますか?
好きな人の第二ボタンをもらいに、卒業式の後、先輩のところへドキドキしながら
お願いにいった女性のみなさんも多いのではないかと思います。
なぜ第二ボタンかという云われは、心臓に一番近いところにあるボタンなので、
持ち主に一番近いボタンとしてそのボタンに特別な意味を込めたというものです。
人気の男子はすべてのボタンがなくなってしまっている、なんてこともテレビなどで見かけますが、
第二ボタンが一番大切なひとに渡されるなどと言われる意味はそういったことにあるんですね。
しかし当時の学生服は学ランが主流でしたが、今はほとんどがブレザーに・・・。
時代の流行と共にこんな甘酸っぱい体験も減っているかもしれません。
さて、ボタンズでは、そんな第二ボタンの思い出をヒントに、シャツボタンの付け替えを提案いたします。
シャツボタンは平均的に10個以上のボタンが付いていることも多く、付け替えは面倒という声はよく聞かれます。
その一方で、特に袖などのシャツボタンが割れやすく、クリーニング屋さんから返ってきたらついてなかった、なんて声もよく聞こえます。
であれば、第二ボタンだけ変えてみるのはいかがでしょうか?
あるいは、割れてしまった袖口だけ変化をつけてみてはいかがでしょうか?
白いシャツのボタンの中に第二ボタンの1個だけ、黒いボタンをつけてみる。
割れてしまった袖口のボタンと第二ボタンだけ、赤いボタンをつけてみる。
あるいは、第二ボタンだけ、糸の色を変えてつけてみる。
既存のSHOPでも最近ボタンで遊んだデザインの服が並んでいるのでそれを真似してみるのもいいと思います。
カラフルに1個ずつ違う色を並べた白いシャツボタンやカーディガンはよく見かけるようになりました。
また、袖口のボタンのうちいくつかを他の色に変えてみたり、わざと1つだけ淡い色にしているシャツもありますね。
最近なるほど、と思ったのは右半身と左半身でボタンのカラーを変えてみるシャツ。ボタンダウンと袖のボタンを合わせていました。
これらも参考に様々な遊び方ができそうです。私たちも実際シャツを使って遊んでみました。
ランダムに色を付け替えたものから、ハトメボタンと糸の色を変えることで変化をつけたものまで、簡単にできるものばかり。
今回の写真はメンズシャツですが、レディスのシャツでも同様にいろんな変化をつけることが可能です。
レディスであれば、ハート型のボタンやキラキラと輝く石の入ったボタンなどをポイントでつけるととても可愛いですよ。
いつものシャツの第二ボタンをthe button’sで遊んでみませんか?
3ステップで簡単にシャツが大変身しますよ。
①シャツボタンのサイズを測ってみること。基本的には9mm/10mm/11.5mmがシャツボタンの主流です。
②ボタンの厚みをチェックすること。薄いボタンのボタンホールに厚みのあるボタンは入らないことがあるので要注意。
③糸の準備。ボタンの色にあった糸を選びましょう。あえて目立つ色を選んでもいいと思います。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。