ボタン選びのポイント

たくさん種類のあるボタンから、お客様のご希望のボタンにめぐり合うためのポイントをいくつかご紹介します。

【欲しいボタンのイメージが決まっている場合】

まずは、お客様が欲しいボタンの「こだわりポイント」を決めましょう。

Ⅰ：色にこだわりがある場合

例：ピンクの生地の服につけるのでピンクのボタンが欲しい…

the button'sのアドバイス

服の生地の色にボタンを合わせると自然となじんで、上品な印象になります。逆に目立つ反対色や光のあるボタンを合わせると個性的でPOPな印象になります。普段会社使いのジャケットは上品に、カジュアルなポロシャツはPOPに、など使用する場所に合わせて色を合わせてみてはいかがでしょうか？また、ひとつずつ全部違う色をつけると目立つことまちがいなし。小さなお子様の洋服やカジュアルシャツなどに試してみては。

Ⅱ：サイズにこだわりがある場合

例：シャツのボタンを付け替えたいので10mmのシャツ用ボタンが欲しい。

the button'sのアドバイス

元々持っている服のボタンを付け替えたい時に重要なのが、サイズです。ボタンをとめるためには、ボタンホールと呼ばれる穴が生地に空いているのですが、これはボタンのサイズに合わせて作られています。元々大きなボタンがついていた服に小さなボタンをつけては、ボタンがすぐにはずれてしまい、逆の場合は、穴にボタンが入らなくなります。また、厚みのあるボタンに変える場合は1mm小さなサイズを選んだ方がBESTです。

Ⅲ：素材にこだわりがある場合

例：涼しげなニットにボタンを使いたいので、貝ボタンが欲しい。

the button'sのアドバイス

素材によって相性のいいボタンもあります。例えば、夏のシャツやニットなどは涼しくて、光できらめく貝ボタンがオススメ。また、冬のコートやジャケットには、重厚でインパクトのあるメタルボタンや水牛ボタンがオススメです。スーツ・ジャケットなどをワンランクアップさせたい場合は、プラスチックのボタンを天然物のボタンに変えると高級感がぐっと増します。水牛・ナットボタンを選んでみてはいかがでしょうか。逆に、何度も着るので丈夫なボタンに取り替えたい時は、ユリア・ポリエステルなどのプラスチックボタンがおすすめです。

【欲しいボタンのイメージが決まっていない場合】

ここでは、当店オススメの使用用途別のサイズと素材をご紹介いたします。

Ⅰ：シャツに合うボタンを探している場合

よく使用される素材：貝・ポリエステル

よく使用されるサイズ：9〜13mm

the button'sのオススメ

シャツボタンの多くは10㎜か11.5㎜のボタンがついています。また、ボタンダウンシャツも最近流行っていて、9㎜がよく使用されています。割れにくいため、ポリエステルのボタンが多く使用されています。当店のオススメは高級感のある本貝ボタンと、カラフルで横から見てもおしゃれな厚口ポリエステルボタンです。貝ボタンの本物の輝きや個性あふれる厚口ボタンで一味違うシャツになります。

Ⅱ：ジャケット・スーツに合うボタンを探している場合

よく使用される素材：水牛・ナット・メタル・ユリア・ポリエステル

よく使用されるサイズ：男性向：（袖15mm/フロント20mm）：女性向(袖18mm/フロント23mm)

the button'sのオススメ

ジャケット・スーツではフロントに大きめのボタン、袖口に同型の小さなボタンを使用しています。当店のオススメは高級感をぐっと上げる水牛・ナットのボタンと、ブレザーのおしゃれ感を上げるメタルボタンです。天然物ならではの1個1個微妙に違う雰囲気やメタルボタンの重厚感は有名デザイナーにも多く好かれています。

Ⅲ：コートに使うボタンを探している場合

よく使用される素材：水牛・皮革・メタル・ユリア・ポリエステル

よく使用されるサイズ：23mm〜30mm（女性向けコートは近年大サイズのボタンを使うのが流行です）

the button'sのオススメ

コートと一口に言ってもいろんな種類があります。ダッフルコートであれば、水牛ボタン。レザーコードや革ジャンには革ボタン。Pコートなどには大きなメタルボタンがついていることが多いです。当店のオススメは大きな水牛やナットのボタン。大きいボタンは目立ちますし、服の印象を左右するもの。天然物の大きなボタンは大変貴重でなかなかとれません。だからこそ天然のボタンからにじみでる高級感がコートをワンランクアップしてくれます。

Ⅳ：ニット・セーター用のボタンを探している場合

よく使用される素材：木・貝・皮革

よく使用されるサイズ：20mm〜25mm

the button'sのオススメ

涼しげな夏のサマーニットから、冬のあったかニットまで、ニットのやわらかさを活かすために、木ボタンや貝ボタンが多く使用されています。また、カウチンセーターなど厚みのある服には革ボタンが使用されることも多いです。当店のオススメは大きめの木ボタン。木ボタンにも色はたくさんあり、厳密には色違いではなく木の種類が違います。ヒノキや竹やオリーブなど、耳にしたことのある木も素材として多く使用されていて、ひとつひとつ木目の違う表情を見せてくれます。

Ⅳ：ニット・セーター用のボタンを探している場合

よく使用される素材：木・貝・皮革

よく使用されるサイズ：20mm〜25mm

the button'sのオススメ

Ⅴ：アクセサリー・雑貨用のボタンを探している場合

よく使用される素材：貝・メタル・アクリル・ポリエステル

よく使用されるサイズ：作りたいもの次第で御自由に…

the button'sのオススメ

ピアスやブレスレットやネックレスなど、ボタンはビーズと同じようにアクセサリーとしても使用することができます。好まれるのは小さなサイズで、貝ボタンやカラフルなポリエステルボタンを使用した小物は市販のものでも見かけることがあります。当店では、オススメのボタン作品例を「ボタンで遊ぼう」のページで毎週紹介しています。ぜひ参考にしていただき、オリジナル作品作りに活かしてください。